心地よい風を感じられる住宅・・・”どうやっても都心部ではできないのではないか?”そんな話を聞くことがあります。でも諦めないでください。住宅が密集している地域でも、必ず風の通り道はあるものです。
そのために、住宅のプランをご提案する前に必ず現地を確認することがとても大切です。周囲の庭のすきまや、建物の間など、現地をみてみると良い風が抜けているところがみつかります。あとは、その通り道に窓を配置してあげると、風が抜けていく住まいになるのです。
窓の配置には、風だけではなく、光も密接に関係してきますが、風だけを考えるのであれば小さな窓でも構いません。光・風・視線と窓のバランスを取りながら住まいの計画をしていきましょう。風の吹き抜ける場所を目指した住宅も、とても良いものですよ。