小さいを楽しむ狭小住宅
小さな空間だからこそできることがあります。茶室を愛してきた日本人ならではの価値観、美意識の可能性を私たちは信じています。居心地の良さとは、面積や部屋の数などの数値では測ることができない感覚的なものです。
もちろん、たくさんお金をかけたからといって良い住宅になるとも限りません。人の心に届くものには、心のこもったデザインの力が必要だと考えています。
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狭小住宅COLUMN
狭小住宅とは
狭小住宅とは、一般的に建築面積が約10坪~20坪程の住宅を狭小住宅といいます。
これはあくまでも目安なので、実際には建築面積5坪や7坪といった住宅例もあります。 『狭小』という言葉だけですと、狭くて小さいイメージだけが先行しがちですが、狭小住宅は日本の特に都心におけるお隣との距離が近い細長く狭い土地や、道路に挟まれている三角形の土地、郊外の変形地などを有効的に使うことができます。 とびっきりこだわりの家を建てたいという夢も、土地代を考えるとちょっと手が届きにくいですが、狭小住宅でしたら土地の費用を抑えて実現することができます。 限られた空間をデザインや発想力で、空間を上手に利用することで狭さを感じない、広々とした住宅を建てることができるのです。 土地が狭くても、3階建てや地下室、中2階を設けたり、中庭を作ったりなど様々なアイディアを詰め込むことができます。 狭小住宅で、デザインや間取りに希望を詰め込み、こだわりの家にすれば、その分コストがかかりますが、土地代や税金が抑えられ住宅購入者の希望が叶う住宅ということを考慮すると、トータルとして建築費は決して高くはありません。 デザインの美しさ、住む人の自由な発想で、自分好みの住宅を建てることができるのが、狭小住宅の大きな魅力の1つです。
狭小住宅の間取り(3階)
狭小住宅は縦の空間を上手に利用することで、間取りも不自由なく増やすことができます。 狭小住宅で特に多いのが3階建ての住宅です。
狭小住宅は床下収納や中2階やロフトを設けることで、単純な3階建てではなく4層・5層構造といった間取りを作ることもできますので、書斎や子供のプレイルームなど趣味の部屋を作ることもできます。 建物の階数を増やすと、家族と顔を合わせる時間が減ってしまうイメージがありますが、吹き抜けを作ったり階段の位置を工夫することで、縦空間の中でも家族との距離を離れさせ過ぎない工夫もできます。 また、狭い土地での住宅ではお隣の建物との距離が近いためプライバシーの問題がありますが、3階建にして上階を寝室にするなど間取りの工夫をすることで、プライバシーの問題も解消されます。 そして、狭小住宅で1番大きな不安が収納スペースではないでしょうか。 狭小住宅は部屋数が少ない分収納があまりできないイメージがありますが、壁面収納にしたりキッチンカウンターなども収納スペースにすることで、一般の住宅ではデッドスペースになりがちな場所も有効活用して収納スペースを確保することができます。 狭小住宅は床面積は少ないですが、その分縦に面積を取ることで間取りも収納スペースも十分に確保することができます。
狭小住宅のデザイン
狭小住宅はデザイン性が高く且つ機能的な住宅が多いのが特徴です。 限られたスペースで快適に生活できるように、狭小住宅には様々なアイディアが詰まっています。
例えば、住宅の狭さを感じさせない太陽光がたくさん入る大きな窓、階段で部屋を仕切ることで壁を少なくして空間を広くする間取り、壁面を収納にしてデッドスペースを作らない工夫、1階に駐車スペースを設けたり、吹き抜けの中庭を作ることもできます。 デザイン性が高いのは、間取りや見た目だけではありません。 風や光通しやすい建材など建材そのものを工夫することで、より快適な住宅にすることができます。 また、お隣同士が近い、住宅が通りに面しているなどで生活するには他人の視線が気になることがあります。 特に狭小住宅では狭い土地に住宅を建てるので、プライバシーのお悩みが多いです。狭小住宅空間そのものをデザインすることで、他人からの視線を外す間取りを作ることができます。 この様に、土地が狭い=狭くて不便ではなく、狭小住宅だからこそ高いデザイン力と柔軟な発想で、妥協することなく快適な住宅を建てることができるのです。
狭小住宅の値段
狭小住宅の建設費用は、一般的な住宅に比べ割り増しになると言われています。
なぜ一般の住宅に比べて費用が少し多いかといいますと、狭小住宅は3階建にしたり中2階や地下室を設けることで一般住宅より階段が多くなります。また、縦に空間を取ることで、耐震強度も必要になります。 そして、お隣との建物距離が近いため足場の組み立てや建設時の防音を強化するなどをするので、一般住宅よりコストがかかってしまうのです。 土地が狭くても、利便性を重視して都心に住宅を購入する方、街や人に魅了されて住みたい場所が決まっている方、このようにどうしても住みたい希望の土地があっても、誰もがみんな広くて四角い土地を購入できるわけではありません。そこで1つの選択肢として狭小住宅があるのです。 例えば、土地が一坪100万として40坪の土地に1500万円万の家を建てる場合、土地と建物で5500万円かかることになります。 そこで、土地を20坪に抑えることができれば、建物に2500万円かけても土地と建物で4500万円になるので、結果として1000万円安く住宅を建てることができます。 狭小住宅は土地ではなく建物にお金をかけることで、こだわりが詰まったマイホームを建てることにも向いていると言えるでしょう。 この様に、希望の土地に自由な発想でデザイン性の高い、快適な住宅に住むことができるのであれば、トータルとして狭小住宅の建築費は高くないことが分かります。