私たちが心を込めてつくってきたCOHACOの狭小住宅たち
「都市の景色を減らし、光の景色を増やす。」
密集した市街地では、窓を開けば隣家やビルが視界に入り、豊かな開放感を得ることは容易ではありません。
この住宅では、建物を中庭へ向かって大きく開き、外部の視線を受け止めながら、その先にある空と光だけを住まいへ導く構成としました。
掌で小さな筒をつくり景色を覗くように、窓は都市を眺めるためではなく、本当に見たい風景だけを切り取るための装置です。
勾配天井に沿って設けた高窓からは、刻々と表情を変える自然光が室内へ落ち、中庭を介して家全体へと広がります。
外へ開くのではなく、内に風景を育てることで、都市の喧騒を忘れさせる穏やかな居場所が生まれました。
「掌景(Palmscape)」
それは、掌で景色を選び取るように、都市の中で自分たちだけの風景を育む住まいです。
掌景/Palmscape
計画地域:東京都千代田区Location : Chiyoda,Tokyo,Japan
主要用途:一戸建ての住宅Residence
主要構造:木造Structure : Wooden
敷地面積:57.65㎡Site area
延床面積:85.59㎡Total floor area
撮影:石井雅義Photographer:Masayoshi Ishii













